ムダ毛のないツルツルの肌を目指して、脱毛に通っている方は多いですよね。
しかし、脱毛は肌に少なからずダメージを与えます。
そこで今回は、脱毛前・当日・脱毛後にやってはいけないことや注意点についてご紹介します。
脱毛前にしてはいけないことは?

脱毛前は、脱毛に備えて準備を整えることが大切です。
脱毛前にしてはいけないことには、
- 毛抜き・脱毛ワックスを使ったムダ毛処理
- 血行を促進させる行動
- 飲酒
- 日焼け
- 肌の負担になること
- 薬の使用
- 注射
があります。それぞれについて詳しくみてみましょう 。
毛抜き・脱毛ワックスを使ったムダ毛処理

脱毛を行う前には、脱毛する部位のムダ毛を処理しなくてはいけません。
しかし、脱毛前のムダ毛処理を、毛抜きや脱毛ワックスを使って行うのはNG行動です。
光脱毛やレーザー脱毛では、ムダ毛の毛根にダメージを与えることによって脱毛します。
しかし、毛抜きや脱毛ワックスを使ったムダ毛処理は、ムダ毛の毛根ごと抜き去る処理方法です。
ムダ毛の毛根がなくては脱毛の効果が得にくくなってしまうので、脱毛前に「抜く」処理はしないようにしましょう。
血行を促進させる行動

脱毛前には、体の血行を促進させるような行動はNGです。
体の血行がよく、体温が高い状態で脱毛をすると、脱毛後に肌の赤みやかゆみを引き起こしたり、やけどなどの肌トラブルの原因になることもあります。
血行を促進させる行動には、以下のようなものがあります。
- 運動
- ヨガ
- エステ
- マッサージ
- 岩盤浴
- サウナ
- 長風呂
脱毛の施術後のトラブルを防ぐためにも、万全を期して脱毛前日から上記のような行動は避けるようにしましょう。
飲酒

脱毛前に飲酒をしてはいけません。
飲酒は体の血流をよくして体温を上昇させるだけでなく、体内の水分量を現状させて肌の乾燥も引き起こします。
そのため、脱毛による肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。
脱毛前に飲酒をしている場合には、そもそも施術を受けられないサロンも多いので、脱毛前の飲酒には十分に注意しましょう。
脱毛の予定があるときには、脱毛前日からアルコールの摂取は控えるようにしてくださいね。
日焼け

脱毛前に限らず、脱毛期間中は日焼けに注意してください。
日焼けをすると、肌がダメージを負って傷つきやすい状態になるだけでなく、脱毛の効果も得にくくなってしまいます。
光脱毛やレーザー脱毛は、ムダ毛に含まれる黒い色素に反応し、毛根に熱でダメージを与えることによって脱毛を行います。
しかし、日焼けによって黒くなってしまった肌に脱毛の施術を行うと、ムダ毛だけでなく肌の黒い色素にも反応してしまうのです。
ムダ毛の毛根にピンポイントでダメージを与えにくくなるため脱毛効率が落ち、さらに脱毛による肌トラブルの可能性もグンと上がってしまうので、脱毛前には日焼けをしないよう、対策をしっかり行いましょう。
肌の負担になること

脱毛することによって少なからず肌にダメージを与えることになるので、脱毛前には肌の調子を整えることが大切です。
肌の負担になるようなことはしないようにしましょう。
肌の負担になってしまう行動には、
- ピーリング
- スクラブ
- ムダ毛の脱色
- ヘアカラー
などがあります。
脱毛箇所以外であれば問題はありませんが、脱毛予定の箇所には上記のようなケアを行わないようにしてください。
薬の使用

脱毛前には、薬の使用が禁止されています。
飲み薬や塗り薬だけでなく、湿布薬なども控えるようにしましょう。
薬を使用している状態で脱毛の施術を受けると、健康障害が出たり、さまざまな肌トラブルの原因となってしまうことがあり、リスクが高いです。
薬を服用している場合は、サロンで脱毛を断られてしまうことも多いようです。
脱毛の予定がある場合は、前日から薬の服用を控え、当日も薬は使わずに来店するようにしましょう。
注射

脱毛前には、注射を行うのもNGです。
予防接種や採血、献血などで肌に針をさした後に脱毛を受けると、針の跡が色素沈着として残ってしまうことがあります。
また、予防接種をした後は体調に異変が出やすくなっています。
予防接種後に脱毛を受けることで、思わぬ肌トラブルや体調不良を起こす原因にもなるので注意しましょう。
予防接種を行う際は、脱毛の予定があるひから10日前までに行うようにしてください。
脱毛当日の注意点

脱毛当日にも、控えるべき行動や注意点があります。
注意点を守らないと、脱毛の効果が半減してしまったり、肌トラブルの原因になることもあるので、以下の注意点を必ず守るようにしてくださいね。
- 制汗剤・日焼け止め・保湿クリーム・オイルなどを使用しない
- ムダ毛の処理は避ける
- 脱毛当日はメイクOK!でも施術後にはメイクができないことも
- 生理中・妊娠中・授乳中の脱毛は避ける
- 体調不良や肌トラブルがある時の脱毛は避ける
それでは、それぞれの注意点について詳しくみていきましょう。
制汗剤・日焼け止め・ボディクリーム・オイルなどを使用しない
脱毛当日には、制汗剤や日焼け止め、ボディクリーム、オイルなどを使用しないようにしてください。
制汗剤や日焼け止め、ボディクリーム、オイルなどを脱毛箇所に使用してしまうと、毛穴に成分が入り込み、脱毛効果が十分に得られなくなってしまうことがあります。
脱毛当日には、脱毛する箇所に何もつけない状態で来店するようにしましょう。
ムダ毛の処理は避ける
脱毛時には、脱毛箇所のムダ毛を自分で処理しておく必要がありますが、脱毛当日にムダ毛を処理するのは避けるようにしましょう。
カミソリなどでムダ毛を処理した後の肌は、ダメージを受けて傷つきやすくなっています。
そのような状態で脱毛を受けると肌トラブルを起こしてしまう危険性があるので、ムダ毛の処理は前日までに行うのがベストです。
脱毛当日はメイクOK!でも施術後にはメイクができないことも
脱毛当日は、顔の脱毛を行う場合であってもメイクをして来店して構いません。
しかし、顔の脱毛を行って肌に赤みやかゆみなどの症状が出た場合には、施術後のメイクができないことがあるので注意しましょう。
顔脱毛を行う場合は、もし肌トラブルが出てしまった時のために、マスクを持っていくと安心です。
生理中・妊娠中・授乳中の脱毛は避ける
脱毛は、生理中や妊娠中、授乳中などの時期を避けて行うようにしましょう。
これらの時期はホルモンバランスが不安定になるので、脱毛をしても効果が得にくくなってしまったり、普段よりも強い痛みを感じたりしてしまいます。
ホルモンバランスの影響で、脱毛による肌トラブルも出てしまいやすいので、脱毛には向いていない時期と言えるでしょう。
体調不良や肌トラブルがある時の脱毛は避ける
脱毛当日に、体調不良や肌トラブルがある場合には、無理して脱毛を行わないようにしましょう。
体調不良の日に脱毛を行うと、体調が悪化してしまったり、肌トラブルを起こしてしまう可能性が高くなります。
また、乾燥や赤み、ニキビなどの肌トラブルが脱毛箇所にある場合は、肌トラブルを悪化させてしまうこともあるので脱毛を避けるようにするのがおすすめです。
脱毛後にしてはいけないことは?

脱毛後は、肌が敏感な状態になっています。
肌トラブルを防ぐためにも、脱毛後の行動にも気をつけるようにしましょう。
脱毛後にしてはいけないことには、次のようなものがあります。
- 肌の負担になること
- ムダ毛の自己処理
- 血行を促進させる行動
- 飲酒
- プール・温泉・サウナに行く
- 日焼け
- タイトな服装
- 予防接種
それでは、それぞれについて詳しくみていきましょう。
肌の負担になること
脱毛後は、肌がデリケートな状態になっているので、肌に負担をかけることはしないようにしましょう。
ピーリングやスクラブなどを使用しないのはもちろんのこと、体を洗うときには、タオルなどを使用せずに手で優しく撫でるように洗うようにします。
また、脱毛後にはローションなどでしっかり保湿ケアをすることも大切です。
ムダ毛の自己処理
脱毛後のムダ毛の自己処理は、最低でも3日程度休むようにしましょう。
脱毛後の敏感な肌にカミソリなどを当てて自己処理を行うと、肌トラブルを引き起こしてしまうことがあります。
また、毛抜きや脱毛ワックスを使っての脱毛は、脱毛に通っている期間中はNGです。
脱毛の施術後3日以上経過してからムダ毛の自己処理を行う場合も、毛抜きや脱毛ワックスは使用しないようにしましょう。
血行を促進させる行動
脱毛前と同じく、脱毛後も血行を促進させる行動はNGです。
脱毛後に体内の血行を促進させるような行動をすると、かゆみや赤みなどの肌トラブルが起きてしまうことがあります。
脱毛後には体をクールダウンさせることが大切なので、運動やマッサージなどをしないようにしましょう。
脱毛した日には、入浴もシャワーで済ませるようにしてくださいね。
飲酒
脱毛前と同じく脱毛後も、アルコールの摂取はNGです。
飲酒によって血流が良くなると、脱毛箇所に赤みやかゆみが出てしまうことがあるからです。
脱毛箇所にかゆみが出てかきむしってしまったりすると、ただでさえデリケートな脱毛後の肌に大きなダメージを与えてしまいます。
脱毛後最低12時間は飲酒を避けるほうがいいので、脱毛が終わったからといってすぐに気を抜かないように気をつけましょう。
プール・温泉・サウナに行く
脱毛後の2日間ほどは、プールや温泉、サウナなどの場所に行くのは避けたほうがいいとされています。
プール、温泉、サウナなどのたくさんの人が集まる場所には、多くの雑菌が存在します。
脱毛後の肌は敏感になっているので、思わぬ肌トラブルを避けるためにも、脱毛後すぐはこれらの娯楽は避けるようにしましょう。
日焼け
脱毛前と同じく、脱毛後にも日焼けには注意しましょう。
脱毛後の肌は、肌トラブルを起こしやすくなっています。
紫外線を浴びることで、普段は起きないような肌トラブルを起こしてしまうことも考えられるので、脱毛後にも日焼け対策をしっかり行いましょう。
しかし、脱毛直後の帰宅時には、日焼け止めの使用を禁止しているサロンもあります。
脱毛直後には日焼け止めを使えないことも考え、日傘や帽子などで紫外線対策をするようにしましょう。
タイトな服装
脱毛後は肌がデリケートになっているので、服の締め付けや擦れによって肌トラブルを起こしてしまうことがあります。
脱毛後すぐは、タイトな服装を避けるようにしましょう。
また、足の脱毛を行った場合には、ストッキングやタイツを避けたほうがいいようです。
ゆったりとした服装を選んで肌に負担をかけないようにしましょう。
予防接種
脱毛前と同じように、脱毛後も予防接種がNGとなります。
脱毛後に期間をあけずに予防接種を行うと、体調不良を起こしてしまうことが考えられるからです。
脱毛後も、脱毛前と同じように10日ほどの期間をおいてから予防接種を行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、脱毛前日や当日、脱毛後にしてはいけないことや注意すべき点についてご紹介しました。
脱毛の効果を最大限にしたり、脱毛後の肌トラブルを防ぐためには、脱毛前後の注意点をしっかり守ることが大切です。
してはいけない行動に気をつけつつ脱毛に通って、ムダ毛のないツルツルの肌を目指しましょう!
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