脱毛に初めて通い始めたばかりの方の中には、「脱毛前や当日、脱毛後にしておくべきことはあるの?」という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
脱毛による肌トラブルを防ぐためにも、脱毛前後の行動はとても大切です。
そこで今回は、脱毛前後にやるべきことや、脱毛当日の確認事項・持ち物などについてご紹介します。
脱毛前にやるべきことは?

脱毛による肌トラブルを防ぎ、安心して脱毛に臨むためには、脱毛前の準備が大切です。
脱毛前の準備としてやっておくべきことには、以下のようなものがあります。
- ムダ毛の処理
- 日焼け対策
- 体調を整える
- 保湿を念入りにする
- 静かに過ごす
- 薬の服用について相談する
- 注射の日程を調整する
それぞれについて、詳しくみてみましょう。
ムダ毛の処理

脱毛前には、脱毛箇所のムダ毛の処理をしておきましょう。
脱毛前のムダ毛処理は、ムダ毛が薄めの部分は脱毛2日前に、ワキやVIOなどのムダ毛が濃く、生えるスピードも速い部分は脱毛前日に行うのがおすすめです。
また、脱毛期間中は毛抜きや脱毛ワックスなどの毛を抜く処理方法はNGです。剃ることでムダ毛の処理を行うようにしましょう。
ムダ毛を剃る際も、カミソリよりも電動シェーバーを使用し、なるべく肌に負担をかけないように処理するようにしましょう。
日焼け対策

脱毛前には、日焼け対策を徹底して行うようにしましょう。
日焼け対策をしっかり行っていないと、脱毛時に肌トラブルが起きやすくなったり脱毛効果が得にくくなってしまうだけでなく、場合によっては脱毛を断られてしまうこともあります。
そもそも脱毛は、ムダ毛の黒い色素に反応して毛根にダメージを与えるという仕組みになっています。
しかし、脱毛前に日焼けをして肌が黒くなってしまうと、脱毛の機械が肌の黒い色素にも反応してしまう恐れがあるのです。
そのため、肌に与えるダメージが大きくなり、脱毛効果は半減してしまいます。
日焼けをすることによって、脱毛によるリスクは大きくなり、効果は低くなってしまうので、脱毛前には日焼けしないように気をつけましょう。
体調を整える

脱毛前には、脱毛の施術に備えて体調を整えておくことも大切です。
脱毛当日に体調が悪いと、肌トラブルが起きやすくなったり、普段よりも脱毛による痛みを感じやすくなったりします。
しっかりと睡眠をとるなどして、体調を万全に整えておきましょう。
保湿を念入りにする

脱毛前には、肌の保湿をしっかりと行っておくようにしましょう。
肌は、乾燥するとバリア機能が低下し、ダメージに弱くなってしまいます。 脱毛をすることで、肌には少なからず負担をかけてしまうことになります。
そのため、脱毛前には脱毛に備えて肌の潤いを保ち、バリア機能を高めておくことが大切なのです。
保湿を念入りに行い、脱毛による肌トラブル防止に努めましょう。
静かに過ごす

脱毛前日や脱毛直前は、運動や飲酒などは避け、静かに過ごすようにしましょう。
脱毛前に運動や飲酒など、血流を促進するような行動をしてしまうと、脱毛時に体温が高い状態になり、肌の赤みやかゆみなどの肌トラブルの原因になってしまいます。
血流を促進して体温を上昇させてしまう行動には、脱毛や飲酒の他にヨガやエステ、岩盤浴、サウナなどがあります。
また、お風呂に浸かることによっても血行が良くなるので、脱毛前の長風呂も避けるようにしましょう。
薬の服用について相談する

普段服用している薬がある場合は、脱毛を行うサロンで薬に服用について相談しておきましょう。
脱毛の際に薬を服用していると肌トラブルにつながる危険性があるので、基本的には脱毛前や当日の薬の服用は禁止されています。
脱毛サロンに確認し、薬の服用を避けるように言われた場合には、かかりつけの医師に脱毛のために薬の服用をストップしてもいいか確認するようにしましょう。
注射の日程を調整する

脱毛前には、予防接種を行うことができません。
予防接種をして期間を開けずに脱毛を受けると、肌トラブルや体調不良を引き起こしてしまうことがあるのです。
そのため、脱毛の日程に合わせて予防接種の日程も調整するようにしましょう。予防接種から脱毛までには、10日程度期間をあけるといいとされています。
また、予防接種の他に、採血や献血も脱毛前にしないようにしましょう。
採血や献血を行ってから脱毛をすると、注射痕が色素沈着として残ってしまうことがあります。
脱毛当日の確認事項や髪型・服装・持ち物は?

脱毛当日の確認事項や、髪型、服装、持ち物についてご紹介します。
確認事項
脱毛当日の確認事項は、以下のとおりです。
- ムダ毛の処理は行ったか
- 肌に何もつけていないか
- 肌トラブルはないか
- 体調不良がないか
脱毛箇所のムダ毛処理が甘く、剃り残しがあったりすると、その部分を避けて脱毛することになったり、別途シェービング料金がかかってしまったりします。
脱毛当日には、剃り残しがないかどうか再度確認しておきましょう。
また、脱毛当日は肌に何もつけない状態で来店するようにします。メイクはOKですが、制汗剤や日焼け止めなどを使用しないようにしましょう。
脱毛当日には、肌のコンディションや体調もチェックしておきましょう。
ニキビなどの肌トラブルが脱毛箇所にある場合や、体調が悪いときには、無理して脱毛を受けず、予約を延期することが大切です。
脱毛当日の髪型
脱毛当日の髪型は、脱毛の際に寝転んでもいい髪型にするといいでしょう。
脱毛時に寝転んだりうつぶせになったりすることを考えると、頭の高い位置でポニーテールやお団子にするか、ふたつ結びにしておくのがおすすめです。
髪をおろした状態で来店し、脱毛の準備をするタイミングで髪を束ねても構いません。
脱毛当日の服装
脱毛当日は、脱毛直後の肌のことを考え、体を締め付けない服装で来店するようにしましょう。
ストッキングやスキニーなど脱毛箇所に擦れるような服装で来店してしまうと、脱毛後のデリケートな肌に刺激を与えてしまう恐れがあります。
ゆったりとしたシルエットの服や、柔らかい素材のワイドパンツなどの服装で来店するといいでしょう。
また、脱毛箇所が部分的な場合は、その箇所だけ肌が出ていれば施術できるので上下分かれている服の方がわざわざ全部の服を脱ぐ必要がないので楽に施術準備ができます。
脱毛当日持ち物リスト

脱毛当日の持ち物は以下のとおりです。
- 日傘
- 帽子
- サングラス
- マスク
- スキンケア用品
- 電気シェーバー
脱毛当日の帰宅時は、肌が敏感な状態なので日焼け止めの使用を禁止されることがあります。
そのため、日焼け対策として日傘・帽子・サングラス・マスクなどを持参しましょう。
マスクは、顔脱毛を行った後、赤みやかゆみが出て帰宅時にメイクができないときにも活躍します。
また、脱毛が終わったら、肌トラブルを防ぐために肌の保湿を行います。
サロンで保湿用品の貸し出しを行っているところもありますが、普段使っているものの方が安心して使うことができますよね。
なるべく、普段から使い慣れたスキンケア用品を持参するのがおすすめです。
電動シェーバーは、脱毛前にサロンで剃り残しに気がついたときに使用します。
脱毛箇所にムダ毛の剃り残しがあると、別途料金がかかったり剃り残し箇所を避けて施術することになったりします。
しかし、電動シェーバーを持参していれば、その場でさっと処理できて便利です。
脱毛後にやるべきことは?

脱毛後は、脱毛によってダメージを受けた肌をしっかり回復させることが大切です。
脱毛を受けた後にやるべきことには、以下のようなものがあります。
- 日焼け対策
- 肌をいたわる
- クールダウンする
- 保湿を念入りにする
- 入浴はシャワーで済ます
- 肌トラブルのチェック
それでは、それぞれについて詳しくみてみましょう。
日焼け対策
脱毛前だけでなく脱毛後にも、日焼け対策をする必要があります。
脱毛後の肌は、脱毛によってダメージを負い、デリケートな状態になっています。
そこに紫外線によるダメージが加わることで、肌トラブルを起こしてしまう可能性があるのです。
肌トラブルを防ぐためにも、脱毛後の紫外線対策はしっかり行いましょう。
肌をいたわる
脱毛後には、肌をいたわることが大切です。
体を洗う際に普段はタオルを使っている方も、脱毛後は優しく手で撫でるように洗うようにしましょう。
柔らかい泡で洗うようにすると、より肌への負担を減らすことができます。
また、脱毛箇所の水気を拭き取るときも、なるべくタオルによる摩擦を与えないように、ぽんぽんと押さえるようにして拭いてください。
クールダウンする
光脱毛やレーザー脱毛では、毛根に熱でダメージを与えることで脱毛を行っています。
そのため、脱毛後の肌は冷やしてクールダウンさせるようにしましょう。
特に、脱毛後に肌にかゆみや赤みがある場合には、クールダウンを行って肌を落ち着かせるといいですよ。
クールダウンの方法は、冷たい水で濡らしたタオルや、保冷剤を包んだタオルを脱毛箇所に当てるだけです。
冷やすことで肌のほてりが収まるので、かゆみや赤みが引きやすくなります。
保湿を念入りにする
脱毛後には、肌の保湿をしっかり行うようにしてください。
脱毛を受けることによって、肌は乾燥してバリア機能が低下した状態になっています。
そのままの状態で放っておくと肌トラブルを起こしやすくなってしまうので、いつも以上に保湿を念入りに行うことが大切なのです。
ローションを使って肌に水分を与えた後、クリームなどで肌の水分を閉じ込めるようにすると、効果的に保湿を行えます。
入浴はシャワーで済ます
脱毛後には、入浴はシャワーで済ませるようにしましょう。
湯船に浸かることで体の血流が良くなって体温が上昇すると、肌のかゆみや赤みなどの肌トラブルを感じやすくなってしまいます。
湯船に浸かる以外にも、運動やヨガ、エステ、マッサージ、岩盤浴、サウナなども体温を上げてしまうので良くありません。
肌トラブルを防ぐために、これらの行動には気をつけてくださいね。
肌トラブルのチェック
脱毛後には、脱毛箇所に肌トラブルが起きていないかよくチェックしましょう。
もし肌トラブルの状態が良くない場合には、皮膚科を受診したほうがいいこともあります。
脱毛箇所に異常があらわれていないか、脱毛後数日はしっかり確認しておくことが大切です。
また、
- 脱毛翌日以降も肌の赤みが引かない
- 脱毛から3日経過しても脱毛箇所に痛みやかゆみがある
といった場合には、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、脱毛前後にやっておくべきことや、脱毛当日の確認事項・持ち物などについてご紹介しました。
脱毛の準備やアフターケアをしっかり行うことで、脱毛時の肌トラブル防止にも繋がります。
肌トラブルを起こすことなくツルツル肌を目指しましょう!
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