気づけばカサカサ…乾燥肌を作る原因と今すぐできる対策8選

スキンケア

30代になってから乾燥肌が気になりだした方や、毎年冬になると肌の乾燥に悩まされるという方は多いのではないでしょうか。乾燥肌は、粉を吹いたりして見た目が悪いだけでなく、さまざまな肌悩みの原因にもなります。

そこで今回は、厄介な乾燥肌の原因や、すぐに始められる乾燥肌対策についてご紹介します。

そもそも乾燥肌とはどんな状態?

乾燥肌とは具体的にどのような状態の肌を指すのでしょうか。肌が乾燥すると、肌の表面や角層は以下のような状態になっています。

  • 皮脂の量が減少
  • 角層内の天然保湿因子(NMF)が減少
  • 層の細胞間脂質が減少

それでは、それぞれについて詳しくみていきましょう。

皮脂の量が減少

肌が乾燥しているとき、肌の表面の皮脂の量は少ない状態になっています。肌の表面を覆っている皮脂膜には、肌の内側から水分が蒸発するのを防いでくれる働きがあります。

そのため、乾燥肌によって皮脂の量が減少することで、より肌の乾燥を招きやすくなるという悪循環が生まれてしまうのです。

また、皮脂の量が減少すると、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されてしまうこともあります。減少した皮脂が分泌されるのは良いことのように思えますが、皮脂には肌に水分を与える働きはありません。

つまり、肌の表面に皮脂は増えるものの、肌の内部は乾燥した状態のままとなってしまうのです。この状態がいわゆるインナードライ肌となります。

角層内の天然保湿因子(NMF)が減少

肌が乾燥しているとき、肌の角層内ではNMFと呼ばれる天然保湿因子が減少している状態です。NMFは、水分を保持して角層を潤し、肌の柔らかさや弾力を維持する働きをもっています。

肌の潤いには欠かせない役割をもつNMFが減少すると、肌のさらなる乾燥へと繋がってしまいます。

角層の細胞間脂質が減少

乾燥肌は、角層にある細胞間脂質という物質が減少している状態です。細胞間脂質とは、簡単に言うと角層内の細胞と細胞の間を埋めている脂質のことです。

脂質という名の通り細胞間脂質は油分でできているので、肌の水分が蒸発するのを防いでくれる働きがあります。

肌が乾燥しているときには、細胞間脂質が減少し角層の細胞同士の隙間がスカスカになってしまっている状態です。そのため、肌の保湿力が落ちて乾燥肌の進行を招きやすくなっています。

乾燥肌の原因〜スキンケア編〜

肌をキレイに保つために行っているスキンケア。しかし、スキンケアの方法が間違っていると、肌をキレイに保つどころか乾燥肌の原因となっていることもあります。

乾燥肌の原因となるNGスキンケアには、

  • 肌への刺激が強いアイテムを使用している
  • 肌をこすりすぎている
  • 熱いお湯を使用している
  • 保湿が足りていない

の4つがあります。それぞれについて詳しくみてみましょう。

肌への刺激が強いアイテムを使用している

洗浄力の強い洗顔料やクレンジングなど、肌への刺激が強いアイテムを使用していると、乾燥肌の原因になってしまうことがあります。

洗浄力が高いアイテムは、それだけ肌にとっても刺激が強い可能性が高いです。洗浄力の高さゆえに肌に必要な皮脂などを洗い流してしまい、乾燥肌の原因となってしまうのです。

肌をこすりすぎている

スキンケアの際に肌をこすりすぎていると乾燥肌の原因となります。特に、次のような場面では肌をこすってしまいがちです。

  • 洗顔やクレンジングのとき
  • 水分を拭くとき
  • ファンデーションを塗るとき

肌に摩擦を与えると角層を傷めてしまいます。角層に傷がつくことで肌の保湿力が低下し、乾燥肌につながるのです。

熱いお湯を使用している

洗顔時や入浴時に42度以上の熱いお湯を使用していませんか?油汚れはお湯で落ちやすいことからも想像できるかと思いますが、熱いお湯で洗顔や入浴をしてしまうと、肌の表面の油分である皮脂膜が洗い流されてしまいます。

皮脂が洗い流されることによって肌の保湿機能が低下し、乾燥肌の原因となってしまうのです。

保湿が足りていない

スキンケアをした後の肌のベタつきが苦手な方や、忙しくてスキンケアにかける時間がない方などは、特に保湿がおろそかになりがちです。

スキンケアで保湿が足りていないと、肌の潤いが足りず、乾燥肌の原因となってしまいます。

乾燥肌の原因〜生活習慣編〜

乾燥肌の原因は、日頃の生活習慣の中に隠れていることも。肌の乾燥を引き起こす生活習慣には、

  • 睡眠不足・ストレス
  • 食生活の乱れ
  • 水分補給が足りていない
  • 空調などで空気が乾燥している

の4つがあります。それぞれについて詳しくみてみましょう。

睡眠不足・ストレス

子育てや仕事で忙しく過ごしていると、慢性的に睡眠不足になってしまったり、ストレスを感じることも多いですよね。

もしかしたら、その睡眠不足やストレスが乾燥肌の原因となっているかもしれません。

睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスの乱れやターンオーバーの乱れを引き起こします。

ホルモンバランスが乱れることで皮脂の分泌が減ったり、ターンオーバーの乱れによってできた厚い角質がスキンケアの浸透を悪くしたりして、乾燥肌の原因となってしまうことがあるのです。

食生活の乱れ

油っぽいものをたくさん食べるとニキビができることがあるように、食生活は肌の状態に影響を及ぼします。バランスのとれた食事をしていれば、食生活が原因で乾燥肌になる心配はないでしょう。

しかし、食生活が乱れて日頃の栄養バランスが悪いと、乾燥肌の原因となることがあります。

水分補給が足りていない

日頃の水分補給の量が足りず、体の内側の水分が足りていないことも乾燥肌の原因となります。体の内側の水分が足りていないと、肌に水分や栄養が行き渡りません。

その結果、肌の乾燥を引き起こしてしまうのです。

空調などで空気が乾燥している

エアコンなどの空調で空気が乾燥した状態で過ごしているなど、普段過ごしている環境によって乾燥肌を招いてしまうこともあります。

外気が乾燥している冬に肌の乾燥を感じる人が多いことからも想像がつきますよね。乾燥した環境で過ごしていると肌の水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥に繋がるのです。

乾燥肌の原因〜その他〜

スキンケアや生活習慣以外にも、乾燥肌の原因となることがあります。加齢と紫外線の影響です。この2つの原因について詳しくみていきましょう。

加齢

加齢も乾燥肌の原因のひとつです。20代の頃は乾燥しらずだったという方も、30代を過ぎてから肌の乾燥を感じることは多いものです。

加齢によって乾燥肌になってしまいがちなのは、年齢を重ねるごとに皮脂や角層の細胞間脂質の量が減少してしまうからです。

また、年齢とともに体内で作られるコラーゲンの量も減少していくので、肌の保水力が落ち、乾燥肌に繋がってしまうのです。

紫外線

紫外線も、乾燥肌の大きな原因のひとつです。紫外線を浴びることで肌は傷つきますが、肌が傷つくと次のような反応が起きます。

  • 肌のバリア機能が低下する
  • 肌の防御のために角質を厚くする

肌のバリア機能が低下するとターンオーバーが乱れ、肌本来の保水力が発揮できなくなって肌が乾燥しやすくなります。また、紫外線から肌を守るために角質が厚くなると、スキンケアの浸透が悪くなり乾燥につながるのです。

すぐに始められる乾燥肌対策8選

肌の乾燥は、早めの対策が大切です。いつまでも乾燥肌対策をしないまま肌の乾燥が進んでしまうと、肌の機能が衰えてさらなる乾燥を引き起こし、乾燥肌のスパイラルのような状態に陥ってしまうこともあります。

また、肌の極度の乾燥が原因で敏感肌になってしまうこともあるのです。

すぐに始められる乾燥肌対策として、8つの対策をご紹介するので実践してみてくださいね。

①肌に刺激を与えない

肌への刺激から乾燥肌を引き起こしてしまうことのないように、スキンケアの際には肌をなるべく刺激しないように心がけましょう。

具体的には

  • メイク時や洗顔時には、肌をこすらず優しいタッチで
  • 洗顔料はよく泡だててから肌にのせる
  • 刺激・洗浄力の強い化粧品を避ける
  • 洗顔・入浴時は40度以下のぬるま湯で

というポイントに注意しましょう。

②しっかり保湿する

肌の乾燥を防ぐためには、しっかりと保湿することが大切です。以下のポイントをしっかり守ってスキンケアを行いましょう。

  • 洗顔後すぐ、たっぷりめの化粧水で保湿
  • 乳液やクリームなどの油分を含んだアイテムで水分を肌に閉じ込める
  • しっとりタイプや低刺激性のものを使用する
  • 化粧水の前に、ブースターや拭き取りコスメでスキンケアの浸透を促進するのもおすすめ

また、乾燥肌の方がスキンケアアイテムを選ぶ際には、

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン

などの成分が配合されている商品を選ぶといいでしょう。セラミドの中でも特にヒト型セラミドは、保湿力が高くおすすめの成分です。

③睡眠を見直す

寝ている間に肌の再生が行われることからも、睡眠時間や睡眠の質は乾燥肌対策のためにとても大切です。睡眠時間は最低でも6時間は確保するようにしましょう。

また、寝る前にスマホをいじるなどしてブルーライトを浴びてしまうと、睡眠の質が下がってしまいます。寝る前にスマホを見る習慣のある人は、そこから睡眠の見直しを始めましょう。

④ストレスをためない

ストレスは万病の元とも言いますが、ストレスをためないようにするのは乾燥肌対策にも有効的です。趣味に没頭したり、普段とは違った場所に出かけたりして、ストレスを定期的に発散するようにしましょう。

現代社会でストレスを感じずに生きていくのはほぼ不可能です。ストレスに上手に対処するために、自分に合ったストレス解消法を見つけてくださいね。

⑤食生活を改善する

私たちが食べたもので体は作られていますが、肌も例外ではありません。肌の乾燥対策には、ビタミン・ミネラルやタンパク質が効果的とされています。

バランスのとれた食事を心がけ、体の内側から乾燥肌にアプローチしましょう。

⑥こまめな水分補給を心がける

乾燥肌の対策のためには、スキンケアで肌の外側から水分を補うだけでなく、飲み物をしっかり飲んで内側からの水分補給も心がけましょう。

しかし、乾燥肌対策のためにカフェインの入った飲み物をたくさん飲むのは、逆効果となる恐れがあるので注意しましょう。

カフェイン飲料には利尿作用があるため、飲みすぎるとかえって体内の水分が排出されてしまう可能性があるのです。水分補給には、水やノンカフェインのお茶などを飲むようにしましょう。

⑦加湿する

乾燥した空気の中で過ごすと、肌もどんどん乾燥してしまいます。しっかりと加湿して乾燥肌対策を行いましょう。すぐできる加湿方法には、

  • 加湿器を使う
  • 濡れた布・洗濯物を干す
  • 床・テーブル・窓を水拭きする
  • 入浴後、浴室の扉を開けたままにしておく
  • 湯気を発生させる

などがあります。肌にとって最適な湿度は60〜65%程度と言われています。部屋を最適な湿度に保って乾燥肌を撃退しましょう。

⑧紫外線対策をする

紫外線は乾燥肌の原因のひとつですから、乾燥肌対策のためには紫外線への対策をきっちり行うことが大切です。

紫外線への対策としては、日焼け止めを塗るのがおすすめです。日焼け止めは夏以外の季節も使用し、こまめに塗り直すようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は、乾燥肌の原因と対策についてご紹介しました。乾燥肌は、さまざまな要因が複雑に絡み合って引き起こされることが多いです。

スキンケアだけでなく生活習慣などの見直しも行い、いつでも潤ったハリのある肌を目指しましょう。

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