加齢による体の変化”ヒップラインのたるみ”の原因・対策

エイジングケア

加齢とともに気になってくるのが体や肌質の変化。

肌の変化は目につきやすく、対策を早い段階で行っている方も多いかと思いますが、体についてはどうでしょうか?

ボディラインはなかなか自分では気づきにくく、対策も何から始めればいいかわからない方も多いかと思います。

今回はそんな体の変化の中でももっとも自分では気づきにくく手を抜きがちな「ヒップ」の悩みについて紹介します。

加齢によるヒップの変化

女性のヒップは20代から30代、40代、50代と加齢と共にお尻の筋肉が衰えてしまい、重力に負けてたるむ→下がる→内側に流れるという3ステップを辿って形が変化していきます。

20代の頃にはプリッとしたハリのある桃のようなお尻だった人も、このステップを辿ると、太ももとお尻の境目がなくなってしまい、たるんだだらしないお尻になってしまうのです。

変化のスピードは人によって多少の違いがありますが、運動不足な人だと20代から変化が現れて、40代では半数以上の人がお尻がたるんだ状態になってしまっていると言われています。

ヒップがたるむと後ろ姿の印象が大きく変化し、特にジーンズなどを履いたときにだらしない後ろ姿になってしまいます。

しかも、お尻は一度たるんでしまうと、しっかりとケアしないとなかなか元のハリを取り戻すことが難しい為、悩んでいるが対策に苦戦している人が多い部分でもあります。

ヒップがたるんでしまう原因

大殿筋の衰え

ヒップは大殿筋が土台を形成しています。

大殿筋の上に3~4㎝の脂肪があるのですが、大殿筋と脂肪の間に筋膜があり、そこから伸びる結合組織が脂肪を支えています。

この筋膜にしっかりと脂肪がついていることでヒップの丸みを生んでいます。

しかし、加齢により大殿筋が衰えて、筋膜が薄くなることによって、結合組織が弱まって緩んでしまいます。

そうすると、脂肪がずれ落ちてしまうのを支えることが出来ず、たるみやたるみなどの変形が起こってきます。

そして、お尻と太ももの境目がなくなってきてしまい、たるみが目立つようになってしまいます。

また、この結合組織の緩みを放っておくと、歩いたり走ったりして、お尻が大きく揺れることにより、さらにこの緩みが加速してしまいます。

そのため、いかにこの「揺れ」を防ぐかがヒップのエイジングケアでは重要なポイントです。

骨盤の開き

ヒップがたるんでしまうのは、骨盤が開いていることも原因になっていることがあります。

特に骨盤に原因がある場合は、丸みのない平べったいヒップになってしまいます。

骨盤の開きチェック

  • いつも片方の靴がすり減ってしまう、ネックレスがいつも同じ方向によれてしまう
  • スカートがくるっと回ってしまう
  • 脚を組んだり、片側に重心をかける癖

上記が当てはまる人は骨盤の歪みがある証拠です。

骨盤が歪んだままでは、いくらヒップアップのエクササイズを頑張っても、効果が出にくいため、この場合は骨盤の歪みを治すことから始めていく必要があります。

ヒップのエイジングケアの対策

ヒップを今後の変化から食い止めて、ハリのある綺麗なヒップに戻す為に、どのようなエイジングケアをしていくといいのでしょうか?

高機能インナーや補正下着で対策

お尻の「揺れ」がたるみを加速させてしまうため、この揺れを防ぐために、高機能インナーや補正下着でしっかりとお尻を固定し、揺れを最小限に抑えることは大変効果的です。

ただし、選ぶときにはサイズをきちんと測り、自分の体に合ったものを選ぶことが大切です。

サイズが合わない下着を着用していると、ヒップ全体の脂肪をすっぽりとホールドすることができず、下着の正しい機能と効果が得られなくなってしまいます。

そして、高機能インナーや補正下着には様々な丈の長さと生地のタイプがあります。

目的や好みで選ぶとよいでしょう。

補正下着の丈の長さの選び方

ロングタイプ

ロングタイプは腰、お腹から太ももまでの長さがあります。

お尻はもちろんのこと、ぽっこりお腹や太もものたるみの対策をしたい方に向いています。

中には太ももの補正効果が得られるタイプのものもありますので、特にパンツスタイルの時に体型をより綺麗に見せることが出来ます。

ハイウエストタイプ

ハイウエストタイプの補正下着はおへそ上まであるものが多く、 ぽっこり お腹もケアしたい方に向いています。

ショートタイプ

お腹を押さえたり、ヒップアップ効果が期待できることはもちろんなのですが、脚部がないので、スカートやショートパンツを穿く時でも使用することが出来るので、着る洋服に限られることなく使用できるのが便利です。

生地の選び方

ソフトタイプ

履き心地を重視する人に向いています

ハードタイプ

がっちりとサポートしたい人に向いています。

お尻の結合組織の緩みを防止するため、お尻の脂肪が太ももに流れることを防ぐことが目的なので、ハードタイプだからといって、きつくて苦しくて動きにくいということはあまりありません。

揉みほぐす

ヒップは柔らかいイメージがあると思いますが、運動不足であったり、冷えが溜まっていたりすると、筋肉が硬くなって凝ってしまっていることがあります。

筋肉が硬く、凝っている状態ではエクササイズやストレッチでお尻の筋肉に働きかけても効果が出にくくなりますし、「柔らかくハリのある」若々しい綺麗なヒップにはなれません。

お風呂に入った時など、筋肉や脂肪が柔らかく、血流がよくなっているときに積極的に揉みほぐし、柔らかい状態にしましょう。

長時間座っていたりすることもお尻の筋肉にとってはよくありません。

トイレに行ったときなど、気づいたときにこまめに揉みほぐす習慣をつけましょう。

また、ストレッチをして、お尻の筋肉が柔らかい状態を保てるようにしておくのもよいでしょう。

骨盤の歪みを取るためのエクササイズ

骨盤の歪みがある人は、他のエクササイズの効果が出にくくなってしまうので、まず骨盤の歪みを取るエクササイズに取り組みましょう。

骨盤ふりふり体操

大きく円を描くイメージで腰を回します。

右回し、左回し、交互に5回ずつ行います。

お尻歩き

両脚を伸ばして座り、お尻を左右交互に前へ出して前進します。

10回を目安に行います 。

ヒップアップのためのエクササイズ

加齢によるヒップのたるみを食い止めるためには、ヒップアップのためのエクササイズでお尻の筋肉を鍛えることが最も重要です。

スクワット

足を肩幅より少し広めに開いて、太ももと床が平行になるように腰を下ろします。

膝がつま先より前に出ないように注意して行いましょう。

お尻が下に落ちすぎないところで止めて、そのまま上に戻ります。

1日20回から30回が理想ですが、最初は無理せず、段々と増やしていくのもいいでしょう。

バックキック

四つん這いになり、片足ずつ真後ろにキックするように足を持ち上げます。

勢いよく蹴るのではなく、お尻の筋肉を使っていることを意識しながら行いましょう。

1日左右それぞれ30回ずつが目安ですが、10回を3セットに分けて行ってもよいでしょう。

日常的によく歩く、階段を使うようにする

特別なトレーニングを行うばかりではなく、毎日の生活の中でお尻の筋肉を鍛える意識をしながら行動することも大切です。

そのために、日常的に歩く量を増やすようにしたり、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使うようにしましょう。

また、歩く際は意識的に「大股」で歩くようにすると、お尻の筋肉を効果的に鍛えることが出来ます。

保湿をする

お風呂上りにボディの保湿を行っている方は多いと思います。

しかし、その中でお尻に対してはどのくらい意識しているでしょうか?

お尻は長時間下着を付けていたり、座っていたりすることが多いため、摩擦が多く、ボディの他のパーツよりも乾燥しがちな場所です。

そのため、特別なお尻専用のケアコスメも販売されています。

特別なものを使用するのももちろんいいのですが、まずはしっかりと保湿する習慣をつけて、つるつる、うるうるのヒップを手に入れましょう。

まとめ

日本人は外国人に比べて、自分の後ろ姿への意識が低いと言われています。

その中でも後ろ姿で最も目立つのはヒップラインです。

ヒップが綺麗だと後ろ姿にも自信が持てます。

加齢によるヒップの老化に負けず、しっかりエイジングケアをして、若々しいヒップを保っていきましょう。

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