「リップクリームを塗っても唇が乾燥してしまう」
「若いときは気にならなかったのに、なぜか口紅がよれるようになった」
「簡単にできるリップケアが知りたい」
そんな方は、ぜひこの記事を読んでください。
唇に関する悩みの原因は、乾燥だけではなく、様々な原因が影響しています。
今回は、唇の悩み別の原因や予防方法、家で簡単にできるリップケアについてご紹介します!
唇の悩みとその原因について

ふっくらと潤った唇は女性の憧れですが、「乾燥する」「すぐに唇が荒れる」など、悩みをお持ち方も多いと思います。
乾燥や荒れが引き起こる原因は、唇の皮膚の構造が影響しています。
唇の皮膚は、他の部位と比べて角層が薄いため、保湿力やバリア機能が低いといった特徴があります。
また、会話や飲食などによる唇同士の摩擦や紫外線など、外部からの刺激を受けやすい部位でもあります。
このような特徴から、女性が持つ唇の悩みは、次の4つが多いようです。
- 皮がめくれる、ひび割れができる
- 縦じわが目立つ
- ハリやツヤがない
- くすんでいる、血色が悪い
では、これら4つの悩みは、それぞれどのようなことが原因で引き起こっているのでしょうか?
それぞれの原因を説明していきます。
悩み①:皮がめくれる、ひび割れができる
唇がガサガサになり皮がめくれたりひび割れした状態になると、口紅の色も綺麗に乗りません。
このような状態になる原因として、乾燥を思いつく方が多いかもしれませんが、乾燥の他にも次のような原因が影響しています。
- 暴飲暴食や偏った食事により胃腸が弱っている
- ストレスによる胃の不調や肝機能の低下
- 緊張状態が続き、口が乾きやすくなっている
- 紫外線によるダメージ
- リップクリームや口紅に含まれる成分が合っていない
- 風邪により粘液線の働きが弱くなっている
以上にあげた原因からもわかるように、皮のめくれやひび割れを改善するには、乾燥対策として保湿ケアをするだけでなく、体調や生活習慣も見直す必要があります。
悩み②:縦じわが目立つ
唇の縦じわが目立つと、老けて見られてしまいます。縦じわができる原因は、加齢によるコラーゲンの減少や、唇周辺の筋肉がしぼんでしまうことが影響しています。
若々しい唇を手に入れるためには、顔と同じように唇にもエイジングケアをする必要があります。
また、唇に縦じわができる原因は、気にしていない日頃の癖も影響しています。
ペットボトルで飲み物を飲むときやタバコを吸うときにする口をすぼめる動きや、唇を舐める癖は、極力減らすようにする方が良いです。
特にタバコは、唇を健康に保つといわれているビタミンBまで破壊してしまうので、控えることをおすすめします。
悩み③:ハリやツヤがない
加齢によって唇が薄くなることで、ハリやツヤがなくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。
30代〜40代にかけて、コラーゲンの減少に伴い唇のボリュームも減少していくといわれています。
また、紫外線を強く浴びると、メラニンが大量に生成され、コラーゲンが破滅されてしまいます。
ハリやツヤを保つためには、エイジングケアと合わせて紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
悩み④:くすんでいる、血色が悪い
唇がくすんでいると、老けて見られたり、不健康な印象を与えてしまいます。
唇がくすむ原因は、スキンケアの方法や生活習慣が影響しています。
具体的には、次のような原因があげられますので注意してください。
- クレンジングや洗顔時に唇を強くこすっている
- クレンジング後に口紅が綺麗に落ちていないため色素沈着している
- 紫外線、タバコ、ストレスによるビタミンCの減少
- 乾燥している
- 食事後に唇を強く拭く癖がある
- 冷え性による血行不良
- 甘いものの食べ過ぎによる酸化
また、唇の色によって健康状態も確認できます。唇がくすんでいたり、血色が悪いときは病気が潜んでいる可能性もありますので、身体からのSOSを見逃さないようにしましょう。
お家で簡単にできるリップケアの方法
身体の中でも特にデリケートな唇ですが、適切なリップケアを行うことで、乾燥に負けない美しい唇を手に入れることができます。
今回は、お家で簡単にできる次の2つのリップケアをご紹介します。
- 保湿パック
- スクラブ
唇のケアは継続することが大切です。
時間やお金がかかるリップケアは続けられないという方は、これからご紹介する方法を試してみてください!
自分に合った無理のない方法でリップケアを始めましょう!
リップケア①:保湿パック

保湿パックは、ぷるぷるの潤った唇を取り戻す効果が期待できるリップケアです。
ご紹介する方法は、蜂蜜とワセリンのみの用意でOKな簡単パックです。
ワセリンがない場合は、蜂蜜だけでも保湿効果は期待できます。
しかし、ワセリンを混ぜ合わせることで、油分の蓋が保湿成分の蒸発を防いでくれるので保湿効果を高めたい場合は、ワセリンも使用する方がおすすめです。
リップケアの方法
- ホットタオルを唇の上に乗せます。この時、ホットタオルの温度は、手に取って少し温かいと感じる程度に温めましょう。熱すぎると火傷の原因になります。
- くちびるが柔らかくなって来たらタオルを外します。
- ワセリンと蜂蜜を混ぜ合わせます。大体1:1の比率を目安にしてください。
- 3を綿棒に取り、唇に塗っていきます。円を描くようにマッサージしながら、たっぷりと塗ってください。
- 唇をラップで覆い、そのまま5分~10分程度放置します。
こんな悩みを持っている人におすすめ
- 乾燥してガサガサになっている
- 皮がめくれたり、ひび割れが気になる
- 日焼けで唇がひりひりする
- 唇の突っ張りが気になる
- 縦じわが目立つ
リップケア②:スクラブ

スクラブは、古くなった角質を取り除くことで、くすみの改善や保湿成分の浸透を高める効果が期待できるリップケアです。
用意するものは、砂糖と蜂蜜だけ。
砂糖は、自然由来で結晶がまろやかなため、唇を優しくケアできます。
リップケアの方法
- 唇を清潔な状態にします。口紅やリップが残っている場合は、クレンジングや洗顔でしっかりと洗い流してください。
- 砂糖と蜂蜜を混ぜ合わせます。大体1:1の比率を目安にしてください。
- 2 を唇につけ、人差し指か中指を使ってクルクルとマッサージします。力が強すぎないように、優しくマッサージするのがポイント。また、横向きに指を動かすと刺激を与えてしまうため、気を付けてください。
- 上唇と下唇のマッサージが終了したら、ぬるま湯で洗い流してください。
- 唇の水分をふき取り、リップクリームを塗ります。保湿成分が高いものを使用するのがおすすめです。
- 唇をラップで覆い、そのまま3分程度放置します。
こんな悩みを持っている人におすすめ
- くすみが気になる
- 乾燥で唇の皮がむけている
- 唇が硬くなっていたり、凸凹があるように感じる
まとめ
唇に多い悩みの原因と、リップケアの方法についてご紹介しました。
唇の乾燥や荒れは、加齢や生活習慣だけでなく、日頃の癖も影響していることが理解できたと思います。美は一日にしてならず!
毎日のリップケアと、癖や習慣の改善で、若々しいぷるぷるの唇を手に入れましょう!
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